荒野を自転車で爆走

Dsc 0196自転車で荒野の中まっすぐにのびる道路をひた走る。めざすは!?

バガンは今泊まっているニアンウーから郊外にしばらくいったところ一体のことを指す。なんで、バガンに来たかというと、それは荒野に広がる無数の「パゴタ」を見るためだ。
バガンはカンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつに挙げられる。あまり有名ではないのはやはりミャンマー政府と入国の面倒臭さにあるとおもう。

バガン一帯には、パゴタと呼ばれる仏塔や寺院が無数に点在する。それらのほとんどは11世紀から13世紀に建てられたものらしい。レンタチャリを来いで5分もすれば大小様々、白色や赤茶色をしたものなど様々見ることができる。仏塔の数は3000以上?あるらしい。とても一日や二日では制覇することは不可能である。

さて、前置きが少々長くなったけど、そういう壮大なものを見てやろうじゃないか、とバガンまで大枚を
はたいてやって来たわけだ。


自転車で荒野の中まっすぐにのびる道路をひた走る。目標の建物は…… 特にない!! なんせパゴタの数があまりにも多いので、これとこれとこれ!というふうに選ぶことは俺にとっては困難だ。それなら、適当に行き当たりばったり道をそれてみて、荒野の中にポツンと建つ名の知れないパゴタに居座るのもまた良いだろう。
それにしても暑い、昼ご飯ついでに飲んだビールは炎天下のお陰で汗となって一瞬で抜けてしまったみたい。

大きくて、階段がついていててっぺんに登れるパゴタを見つけた。自転車を下に留めて登ってみた。

パゴタの頂上のとんがりが日陰をつくり、さわやかな風がここちよい。見えるのは荒野と無数のパゴタだけ。人の喋声や車の騒音なんてもちろん聞こえない。世界を独り占め、とはまさにこのことのよう。

あまりにも心地よいので、一時間くらいだろうか?パゴタの頂上で何も考えずに時間を過ごした。うつらうつらと昼寝でもしてしまいそうだけど、柵などないパゴタの頂上で寝てしまったら次は天国かもしれないので昼寝はやめておいた。

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パゴタの頂上からの眺め。無数のパゴタが遠くの方にも点在している。

ヘトヘトになってゲストハウスに帰還。近くのレストランでミャンマーカレーを食べた。脂っこいけど結構旨かった。
俺の斜め前で食事をしている外国人が二人いた。見栄っ張りな中年のフランス人の女と、その息子でマザコンで太ったフランス人の男。マザコンで太ったフランス
人の息子はなにやら出された料理について旨い、不味いということをずっと話しているようだ。まあ、このフランス人の親子の話はまたおいおいと。
(2007/3/15)

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